『子供のモノでリビングが散らかってイライラする・・・』

そんな子育て世代のお悩みから生まれた、収納付きダイニングテーブルです。食事はもちろんリビング学習にテレワークなどあらゆるモノが入り乱れがちなダイニングに、さっとモノの出し入れが出来るよう、体に優しい無垢材をつかって豊富な層状の収納をデザインしました。

本業の家具配置プランサービス（間取りや家族構成に基づくプラン作成）を提供する中、子育て世代に圧倒的に多いお悩み『子供のモノで、リビングが散らかってイライラする・・・』を課題として捉えました。

子どもの成長と共にモノが増えやすい、一方で教育環境や費用面から広い住まいに引っ越し出来ない、加えてリビング学習などダイニングの担う機能が多い、といった特徴を持つ子育て世代に対して、効率的に収納量を増やすアプローチを考えました。

まず『収納量』です。天板下の棚×2段に加えて横の棒にフックをかけることでカラーボックス２個分の収納が可能です。

次に『収納しやすさ』です。学習↔食事の切り替えの際、学習用品を広げたまま出し入れできるよう天板下の棚をデザインしました。小物ケースが入る高さで横方向からも出し入れ出来るよう設計しています。

最後に『健康』です。長期間に渡り大切な家族が過ごすところですので、体に優しい無垢材・植物性オイルを使用しています。

まず収納量と収納しやすさにより、自分の引き出しへの片づけ習慣やリビングでの学習習慣といった『子どもの自立サポート』への貢献が期待されます。

加えて、当事務所の家具配置プランサービスにより片づいたリビングを実現したお客様から、リビングが片づくことでイライラしにくくなった、子どもがリビングで過ごすようになった、との多くの声を頂いていることから、当作品により『親子間の良好なコミュニケーション』への貢献も期待されます。